麦の穂の風にゆれたつ音聞ゆ雀つばくら啼きしきるなかに
うちわたすこの麦畑のゆたかなるさまをし見れば夏たけにけり
熟麦のうれとほりたる色深し葉さえ茎さへうち染まりつつ
うれ麦の穂にすれすれにつばくらめまひをりて空に雲雀群れ啼く
刈麦を積みあふらせて荷車のひとつ行くなりこの野の路を
たち寄れば麦刈にけふ出で行きて留守てふ友が門の柿の花
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